食品表示ブログ
Columns on Food Labeling
Tag Archives: 2021年
EU諸国におけるナノ材料(nano material)としての添加物の安全性に対する考え方について(二酸化チタンの事例に見る)
ナノレベルの小さな粒子から成る素材を利用する、いわゆるナノテクノロジーは、食品分野においても、食品のテクスチャー(食感)改良、添加物の溶解性向上、新しい味や感覚を創り出す等、様々な方面で注目されています。 しかしなが… つづきを読む »
輸出食品の原材料調査と食品表示チェックの実務上の大切なポイント
今回のコラムでは、日本から海外に向けて食品を輸出しようとするときに確認が必要となる、各国の「食品表示基準」の違いへの対処について、実務上のポイントを整理してみたいと思います。(本稿はNPO法人食の安全と安心を科学する会… つづきを読む »
玄米及び精米に係る食品表示制度の改正について
令和3年3月17日に食品表示基準の一部を改正する内閣府令が公布されました。改正の内容は、玄米及び精米に係る食品表示制度についてです。こちらの施行は令和3年7月1日で約1か月後となりますので、施行日を前に改めて今回の改正… つづきを読む »
米国バイオ工学食品情報開示基準について~日本の遺伝子組換え表示制度との違いと輸出時の注意点~
2020年1月に施行された米国バイオ工学食品情報開示基準ですが、義務化となる2022年1月まであと半年となりました。これまで米国に食品を輸出されていた方はすでに取組をされていると思いますが、今後輸出を検討される方も多い… つづきを読む »
食品添加物の不使用表示に関するガイドラインについて
2021年3月4日に第1回食品添加物の不使用表示に関するガイドライン検討会が開催されました。2019年度実施の「食品添加物表示制度に関する検討会」における意見等を踏まえ、食品添加物の不使用表示の実態を把握し、類型化する… つづきを読む »
改正食品表示法(食品リコール制度)の施行まで1ヶ月となりました
平成30年(2018年)12月14日に公布された「食品表示法の一部を改正する法律」が、今年、令和3年(2021年)6月1日に施行されます。改正内容のポイントを再確認すると以下のとおりです。 <改正の概要> 自主回収を行… つづきを読む »
最新版:各国の食品表示規制のトレンドと現在の状況
前回、「変わりゆく食品市場と各国における表示規制の動向について」を紹介して以降、新型コロナウイルスの蔓延により、世界の健康をとりまく状況がその市場に急激に大きく変化しました。その結果、免疫力を高めたいという消費者のニー… つづきを読む »
くるみの義務表示化の動きについて
アレルギー表示についての消費者庁における新たな動きとして、このほど第1回食物アレルギー表示に関するアドバイザー会議(2021年2月15日)において、専門家によるくるみの義務表示化に向けた意見交換が行われました。そこで、… つづきを読む »
健康食品の表示と確認のポイント~新型コロナウイルス予防表示への改善要請と注意喚起を踏まえ~
2021年2月19日、消費者庁より「新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする商品等の表示に関する改善要請及び一般消費者等への注意喚起について」が発表されました。こうした注意喚起の発表は多く、ニュースとしてあまり取… つづきを読む »
特別用途食品について
昨年の話となりますが、令和2年11月17日に「特別用途食品の表示許可等について」が一部改正されました。こちらの改正により、書面によらず提出が可能な手続については、書面での提出に代え、オンラインでの提出(電子メールでの提… つづきを読む »